2013年7月8日月曜日

7月29日(月) ライブラリアンズのパーティーvol.3


7月29日 ライブラリアンズのパーティーvol.3 @新宿御苑 パペラ http://currypapera.moo.jp/papelive/access.html

1000円+飲食 20時開演


出演

・hikaru yamada and the librarians(バンド編成) https://soundcloud.com/librarians-1
穴迫楓/vocal  山田光/guitar  高澤瑛/8strings  白石美徳/drums

・入江陽アンサンブル https://soundcloud.com/yo-irie

・deadheadsat  説話

・hikaru yamada and the librarians(samplin'pop編成)

来てね!!!

2013年7月7日日曜日

2013年7月のライブ予定+(七夕スペシャル)

7月20日(土) @三鷹おんがくのじかん
fragol*ciocolata(ふらしょこ:唄と詩、田中ゆうこ&ビブラホン影山朋子)
山田光・ヤマユウキデュオ(ラップトップ×2など)


7月28日(日)
The Tokyo Improvisers Orchestra 4th Concert
violin: 島田英明, 横川理彦
flute: Miya
reeds: 鈴木公二, Huw LOYD, 森順治, 山田光, 吉田隆一
trumpet: 金子雄生
trombone: 古池寿浩
guitar: 臼井康浩, 吉本裕美子
bass: カイドーユタカ, 岡本希輔, 谷口圭祐
voice: 蜂谷真紀
percussion: 松本ちはや
drums: 荒井康太, 白石美徳
piano: 荻野都, 照内央晴
dance: 佐渡島明浩

スタッフ: 江田常仁, 宝玉義彦

7:00pm 開場 7:30pm 開演

料金:2,000円(予約) 2,500円(当日) 学割1,500円(大学生まで 要学生証提示)

野方区民ホール
http://nicesacademia.jp/facility/nogata.html
西武新宿線野方駅より徒歩3分
中野区野方5-3-1

予約・お問い合わせ: チームカノン
Tel: 03-6804-6675
E-mail: team.can-on@miya-music.com


7月29日 @新宿御苑 インドカレー屋パペラ
hikaru yamada and the librariansレコ発パーティー

deadheadsat
hikaru yamada and the librarians(バンド編成)
入江陽アンサンブル
hikaru yamada and the librarians(サンプリングポップス編成)
1000円+飲食。


2013年7月7日。今日は友達の企画ライブに行くのをさぼりこれを書いている。今日は何を食べてもダメそうな気がして、せっかくなので一人でファミレスに行き、テキサスBBQハンバーグという名前からしてダメそうなものを注文した。食べながら興奮して、ライスにほとんど手を付けないままハンバーグを完食してしまった。


今日家に帰ってきてしまった理由、もう何日も前から憂鬱な気分になってしまっていたのだがそれは突然、大好きだった自分と同年代の人達が作るポップスが古臭く感じられるようになってしまったから。『夕立』も『もっとちょうだい』も『音楽の天才』もみんな全部。嫌いになったわけではないし今も大好きだ。聴きながら泣きそうになっちゃうね。でもほんとにもう今のもの、という気がしないんだ。

テン年代、ほんとに自分たちは生きづらい世の中になりそうだと何年も前から書いてきたら、ほんとに大きな断絶が起きていたと3年経ってわかる。もう好きなものだけ聴いて好きなように曲書いて歌ってた時代は過ぎてしまったようだ。好きでもないのに周りを見回して音楽を聴く。なんの脈絡もないのに昭和歌謡を聴く。何の文脈もないのにシティーポップを聴く。大人が聴いてるからだ。大人が懐かしい音楽は自分たちも懐かしい。大人が聴いてた音楽を聴けば幅広い趣向を持っていることとされる。

クリティークを回避するために脈絡もなく音楽を聴くこと、そんなのは教養とは呼べない。感じるのは強い恐怖心だけだ。でもそういう音楽が今新鮮とされてしまってて、僕が前述の友達たちを古臭く感じてしまうのもその流れに飲み込まれているからだろう。

今ライブラリアンズで音源を制作中です。これはサンプリングした音源(と少し打ち込み、少しサックス)だけで作ったトラックの上に穴迫のボーカルが乗る。サンプリングポップという手法を僕が気に入っているのは、それが自分の聴いてきた音楽が深層心理とか無意識とか関係なく全部表層に出てきてしまうからである。トランプを表にして遊んでるようなもんだ。別にそれで批評をかわそうとしてるわけじゃないけど、そういう指摘がどこかから出てきたらちょっと嬉しい。

もう一つ自分の手法が気に入ってるのは、サンプリングがコラージュにならずに曲として成立するために、標題音楽という観点から挟み撃ちにしていること。意味わからないかもしれないがこれに関しては音源出たら買って聴いてそれから俺にインタビューしてください。

そうそう、迷っているというとアルバムタイトルなんですが、『samplin’pop method vol.1』にするか『the rough guide to sampling’pop vol.1』にするかすごく迷っています。自分のこの作曲の手法は完全にメソッドとして誰でも使えるフォームで教えることも可能だからメソッドでいいんだけど、メソッドって言葉を使いたがる奴が嫌いだ。教養という言葉を間違って使ってる奴らと同一だから。

七夕のたびにここ数年毎年祈ることは、まあとにかく、俺みたいに報われなくても頑張れる人間、以外のすべての人間の努力が報われますように。ということだ。もう一回書くよ。俺みたいに報われなくても頑張れる人間、以外のすべての人間の努力が報われますように。


作品や演奏がダメでも頑張ってやってるんだからそれをけなさないでほしい、という人がいたがそれは論外としても、素晴らしい作品、素晴らしいセンス、それでもコロッとひっくり返っちゃうってこともある。どうかみんなの努力が報われますように!

↓はtown and country、スウィングルシンガーズ、アーチーシェップ、与世山澄子の曲をサンプリングして作った歌モノです。