2017年1月18日水曜日

2017年1月21日(土) 水道橋Ftarri

1月21日(土) @ 水道橋Ftarri http://www.ftarri.com/suidobashi/index.html


午後7時30分開場、8時開演 1,500円
山田光 (サックス)、上野翔 (ギター)、粟国智彦 (ギター)、Naked Under Leather(PC)

各々のソロと全員でのセッションを予定しています。


上野翔(毛玉・箱庭の室内楽)
粟国智彦(ナツノムジナ・5000)
Naked Under Leather(CQ crew・MRLS)

普段あまり即興演奏やってない3人と何かやってみようという企画です。私は複数のバンドをやってる人が好きです。

上野くん参加の毛玉




アグニくんのナツノムジナ




アグニくん参加の5000




Naked Under Leatherの音源

2016年、Lil $egaが主催するWasabi Tapes よりリリース




10,10,10とNaked Under Leatherのユニットcq crew




私は↓をやります…



2017年1月14日土曜日

今年(2016)のbest②

今年(2016)のbest②

前回は自分の話で、今回は今年観たもの聴いたもので良かったことについて書いていこうかと思います。


①2016年よかったインターネット

・5000の大人飯くんのtwitter  https://twitter.com/otnamshi
どんどん研ぎ澄まされている

・ストロングゼロ子のtwitter https://twitter.com/STRONGZEROKO
horikirixさんのサブアカと言われているけど、どんどん研ぎ澄まされている

台車さんとタイさんの活動を知ったこと
誰も注目していなかった90年代のシティポップを発掘する草の根活動をしている二人。90年代もシティポップもさほど興味がなかった自分でもブックオフ280円棚でANNAやANNA BANANAが無いか確認するようになってしまった。リスナーの思い出話とか全く興味ないので90年代論全般について脳がミュートしてしまっていたがこの若いお二人のdig活動はまさに捉え直しの作業でありスリリングです。アップされてるmix(全く知らない人ばっかり!)も解説も面白いのでぜひチェックしてみてください。

Looking for the Melted Crystal 〜Why Now? City Pop 90s〜
http://thaithefish.tumblr.com/post/142506606992/looking-for-the-melted-crystal-why-now-city-pop



・マリ mukuchiさんとの活動
ライブもしたしいっぱい曲も作ることができて楽しかったです。マリさんはほんとにヤバい。曲が。自分も負けずにヤバくならないとと強く思う。



・アフリカレーヨンの三日とろろさんとmimippiiiさんの活動
このお二人も天才だと思います。来年一緒になんかやれたら嬉しい。
↑今年一番好きな曲。ベスト作詞。



②2016年に聴いて良かったCD

毛玉『しあわせの魔法』



自分も参加しているんですが、聴いてたらとてもエモくなってしまいます。前作からこの間いろいろあったと思うのですが2年で新譜が出て本当に良かった!中心となる大曲があり(ダンス・ダンス・ダンス)、完全にポップサイドに振り切れた朝ドラ狙えそうな曲もあり(キジバト)、前作のエネルギーを継承・発展させた曲あり(船・ビバ!・タイガーアイランド)正しいセカンドアルバムのあり方で最高!そしてプラネテスという名曲が正しいアレンジ・正しいミックスで今回収録されていて嬉しいです。



KING KONG JAPAN - GORILLA VENUS


名前は見ていたのにスカムR&Bという紹介で心のミュートがかかってしまっていたが、ダンボールレコードのイベントでライブ観られて良かった。ちゃんとしています。抽象化されたR&B R&Bとギリギリわかる最小限の音しか入ってないのに成立しているし、全部名曲のような気がしてしまう…ミニマルR&B(twitterより転載)
音楽聴く時なんらかの効能がある曲は繰り返し聴いてしまいますが、このCDは他には無い効能がありますね。うまく言えませんが何回も聴いてしまう。



V.A. / IRAMA JAZZ



インドネシアの50年代のジャズのコンピなんですが今年大感動の一枚でした。狂ったアレンジのラウンジジャズです。
今までラテンやアフリカに比べてそれほど興味がなかったアジアの音楽ですが、どの国にも平等に50年代があり、アメリカ音楽への憧憬と距離があり、自国の音楽の再考と再興があったわけでどの国の音楽も面白いんだろうなという結論になりました。ニックママヒットというピアニストが中心になっています。解説にもネットにもどこにも書いていませんが、恐らくレニートリスターノやリーコニッツ・ビリーバウワーを聴いていると思われる無調ラウンジを繰り広げています。インドネシア語歌唱付きで。



③今年観てよかったライブ(忘れているので思い出したら追記します)

・原田いただきさん
曲は好きでsoundcloudでよく聴いていたのですがライブもとてもよかった。自分の周りにはいないポジティブさを感じました。





・Streifenjunko + Koboku Senjû Quartet
ノルウェイのテナーサックス・トランペット・チューバの三人の来日 動画は観ていたのですが今まで音響的即興とよばれる音楽で生まれた語法を精子整頓カタログ化したような演奏で、批判的な感想を持ってしまうかなと危惧していたのですがそれでもやっぱり感動してしまいました。音響即興パートだけじゃなくてシンセのトリガーを使った演奏は未知の領域でそこには希望を感じましたね。





・Jean-Luc Guionnet
ジャンリュックギオネ前回来日時の大蔵雅彦・石川高とのトリオが凄すぎて(今まで観た即興演奏のライブで一番感動した)今年も行ったのですが仕事の都合でトリオの演奏には間に合わず… しかしギオネさんのアルトサックス、今まではやらなかった技として、ひたすらポルタメントで変な音を出していて、サックスのポルタメントとかジョニーホッジスでしょ?くらいな感じで注目してなかったのですが、音響即興でも使えるんだと衝撃を受けました。注目していないところに注目して取り組んでいる人を見ると感動してしまう。ノルウェイの三人と観た時期が一緒だったのでなおさらそう思ってしまったのかも




・中川裕貴、バンド
ちゃんと感想書こうと思いつつ書いていなかった(そして今も資料が手元に無いので書けない)。即興パート・現代音楽風意匠・サンプリング音源・カットアップされるレゲエ・朗読・演劇・非音楽家などなど実験音楽の全部乗せじゃないかと思われるかもしれないが全部手が込んでるんですよね…(フィールドレコーディングに溶ける菊池さんのピアノなど) チェロ・ハープ・ヴァイオリン・ピアノ・ノンミュージシャンユニット2017年は東京公演やCDの発売もあります。注目しましょう。





③今年よかったアイドル

・ハッピーくるくる
仙台のアイリス(by moradol)解散ラストライブを観に行ったのですが結果的に午前はメジャー流通の駄曲全部盛り、午後の部はインディー時代のソウル・カリプソ曲全部放出という日の午前に行ってしまい泣きました… でその対バンで出ていたハッピーくるくるが東京のクールといった風情でよかったですね。アイリスの地方無難タレントぽいつまらないMCとメジャー曲の音抜けバッチリマスタリング(完全地下アイドルイベントだったのでマスタリングの良さだけが光っていました)に対して、東京のダルな喋り+soundcloud音質のフューチャーベースの説得力が眩しかったですね。




・Lucky Color’s
好きな沖縄出身のアイドルが、地元からほど近い三郷で無銭をやるので観に行ったら今のところラストライブになっているらしい。良かったですね。アクティブリカバリーミュージックだと思いました。



・ふわふわ
よく知らないのに空き時間に無銭イベを観に行ったらかわいくてよかったですね。

・TOKYO喫茶
南波さんの番組でかかってた↓


オリジナルサヴァンナバンドのCory Dayeのソロ曲を思い出しませんか?


CDR欲しい…