2019年7月18日木曜日

2019年 8月14日(水)  Tsudio Studio 他

2019/8/14(水) @下北沢THREE

19:00開場・開演  料金 予約2500 当日3000円



出演

Tsudio Studio (from 神戸)

NECO ASOBI (from 宇都宮)

Gimgigam

森で暮らす

pr∫tptr▱

hikaru yamada+入江陽

INDGMSK(lightmellowbu)+anóuta




Tsudio Studioさんがこの夏、東京に来られるということでライブイベントを企画しました。
お声がけした人たち全員出演了承してもらって嬉しいです。ヤバイベントですが感傷無しにサラッと楽しめる日になったらいいなと思っています。

予約は各出演者、もしくは下北沢THREEのインフォまでお願いします。






Tsudio Studio




昨年Local Visionsから出した『Port Island』が高い評価を受けたTsudio Studioさん(立体的な音の配置に感動。個人的には昨年のベストミックス賞でした)

ライブも最高で、今年4月に京都メトロで行われたYu-Koh α版ではTsudioさんのリハ見た時点で良い日になると確信しました。そして本当に素晴らしい一日になった。

今年出たLocal Visionsのコンピレーション『Oneironaut』収録の"Asian Cola"(もともとPort Island収録予定のアウトテイクらしい)は少しカラーの違うほのぼのとしたポップスなのですが歌詞が刺さりまくってしまい私はライブ中ほんとに泣いてしまいました。ポストパンク会社員の人は全員歌詞見ながら聴いてほしい。






NECO ASOBI



NECO ASOBIさんも昨年同じくLocal VisionsからEPを出している宇都宮のユニット。せっかく関東なんだし観に行こうと思いつつ都合が合わなかったのですが今回宇都宮から来てくださることになりました。当日は5人のバンド編成で出演します。楽しみです。



Gimgigam





GimgigamさんもまたLocal Visionsからアルバムをリリースされています。ビートを流しながらギター・ベースを弾くスタイルのライブをYu-kohで観たのですが、

"2019年はギターソロがくる!"は一緒に観た柴崎さんと同時に口から出てきてしまった言葉です。かっこいい、そしてセンスがいい。何か今後依頼したいです。



森で暮らす




森で暮らすさんは宅録フュージョンを作っているアルトサックス奏者。個人的に今一番注目している人です。

楽器の修練とインターネット的な抜け感は本来両立しづらいはずですが、そのあたりセンスが良い!こういう人が出てくるのを皆待ち望んでいたのでは??(ちなみにオタクと楽器の馬鹿テク披露は相性がいい。メタルとアニメ、アニメとサンダーキャットなどを見よ)

普段は本名でジャズを演奏されているようですが、森で暮らす名義では今回初ライブなのではないでしょうか?ぜひ!



pr∫tptr▱



私が西海マリさんとやっているfeather shuttles foreverというユニットがあるのですが、それのジャケを提供していただいたのがpr∫tptr▱さん。Local Visions捨てアカさんによる紹介です。

日常を蒸気的に切り取る写真をtwitterに多数投下している他、Teenage Engineering OP-1を駆使したビート演奏を大宮ヒソミネなどでされていて、いつか観に行って挨拶しないとと思いながら時間が過ぎてしまいましたが今回お呼びできました。まとまった音源はアップされてないようなのですが、流れてくるライブ動画など観ると相当かっこいい。
ちなみにpr∫tptr▱は"プリセットパターン"と読むそうです。



hikaru yamada+入江陽




入江さんとはもう出会ってから10年経ってしまいました。いろいろな仕事?を一緒にくぐり抜けてきた戦友ですががっつり二人で組んで作った曲は少ししかありません。それをさらっとやります!



INDGMSK(lightmellowbu)+anóuta




何度も書きますが、INDGMSK aka.台車さんの90年代シティポップミックスを聴いたときDam-funkを初めて聴いたときと同じ衝撃がありました(意味分かりますよね)。

今回ふらっと休み取って遊びに来てくれるとのことなのでせっかくなのでトークと選曲をお願いしました。

トークのお相手をつとめるのはanóutaの若山さん。トレンディ歌謡に抱かれてというlightmellowbuとも共振するブログを運営されておりいつも勉強になります。
さらに、トレンディエスノという大変有用な言葉※の発明に私も一人膝を打っていました。


日本で初のトレンディエスノミックス↑ です。セットリストはこちら

台車さん・ハタさん・タイさん・柴崎さんというlightmellowbuのメンバーが執筆協力しているレコードコレクターズ シティ・ポップ 1973-2019が発売されたタイミングなのでそちらをめくりながら少し初心者にも優しいお話をしてもらおうと思っています。

とりあえず全員レココレ買いましょう。





※80年代の欧米プロデューサー主導によるシンセサイザー等でデコラティブされたラテン・アフリカなどのワールドミュージック。の総称として若山さんが命名。その音楽はフランスから間接輸入されたため日本でもオシャレと捉えられていた節がある。一見搾取的な図式に見えがちだが実際には新しいテクノロジーを使いこなして欧米のマーケットを食い破るスター達が世界中から生まれた。





2019年4月13日土曜日

2019年5月2日 (木・祝)山田光 (アルト・サックス) + 坂本光太 (チューバ) デュオ


5月2日 (木・祝)午後7時30分開場、8時開演 @水道橋Ftarri
山田光 (アルト・サックス) + 坂本光太 (チューバ)
料金:1,500円



昨年末のイベント"即興的最前線"の時に知り合ったチューバ奏者の坂本光太さんをお誘いして一緒に演奏をします。おそらく前半はお互い20分ほどのソロ、後半は一緒にデュオをやるでしょう。
坂本さんは金管のハードコアな現代曲も吹きこなす奏者で、現在は大学院てヴィンコ・グロボカールの研究をされています。
坂本さんが現代曲や委嘱作品をバリバリ吹く無伴奏ソロリサイタルを今年の初めに観に行ったのですが素晴らしかったです。たしかなテクニックとテクニックをはみ出していく迫力があります。チューバにバリトンサックスのマウスピースをつけて絶叫したり各種プリペアドを施したり息音のバリエーションを聴かせたり...といろんな面を持っているのでめちゃめちゃ楽しみです!

おそらく当日はフィードバックサックスとチューバの、低音のぶつけ合いや破裂音の交感などが見られることになるでしょう...

坂本光太
1990年生まれ。チューバ奏者、即興演奏家、パフォーマーとして今までに、ルツェルン・フェスティバル・アカデミー(2016)、ベルリン・メルツ・ムジィーク(2016)、グラーツIMPULS音楽祭(2017)など各地の現代音楽祭に出演。
東京芸大(学士、修士)を経て、ベルリン音大(Hochschule für Musik “Hanns Eisler”
Berlin)を最高位の成績で修了。現在は国立音楽大学後期博士課程に在学しヴィンコ・グロボカールを研究。

山田光
サックスの内部/外部奏法を追求する即興演奏家にしてサンプリング・ポップ・ユニット「hikaru yamada and the librarians」を率いるトラックメイカー。2010年から2年間ロシアのサンクトペテルブルグで活動、現地のフリー・ジャズ・シーンで多数のミュージシャンと共演を重ねる。帰国後の2012年からは都内の即興音楽シーンで活躍す る傍ら、入江陽、毛玉、POWER、さとうもか、前野健太らの楽曲にも参加。

↓ 坂本さんの演奏動画です。



これはバロックダンスの松本更紗さんとの共演。バロックダンスの基本動作を解体し、それにチューバの息音や特殊奏法のバリエーションをマッピングすることで可視化する。



これはグロボカールの作品。坂本さんはマウスピースをバリサクのものに交換して吹いています。その他にも多様なプリペアドやシンバルとの共鳴など...!