過冷房を乗り切るスネアとシンバル

こんにちは。今年僕は2年ぶりに日本の夏を過ごすんですよ。ただ、あの冷房ガンガンの夏はもう再び帰ってこないのでしょうか。頭痛くなるくらいの過冷房の部屋で聴くと最高な3曲を選んだのですが、もうそんな季節はおとずれないのでしょうか。あの夏を追悼する企画みたいになっちゃいましたね。湿っぽくなってきちゃいました。
Cecil Taylor - Lena (take2)


パシャパシャしたシンバルワークとパタパタいってるスネアの音は夏、そして水、という感じで夏に聴きたいドラマー、サニーマレイが入ったセシルテイラートリオは1962年。ジミーライオンズのアルトもクールだけど、9分あたりからのセシルテイラーとサニーマレイのデュオはほんとに涼しい。
アンドリューヒルとセシルテイラーはブルーノートレーベルの社長であるアルフレッドライオンを巡って三角関係にあったんじゃないかという仮説をたてたのですが、それはまた別の機会に。


Miles Davis 06 Right Off-The Theme


世間では駄盤とされてる、マイルスデイビスのインコンサート1972ですが、夏に聴くとこれまたパシャパシャしてて最高です。ほんとは一曲目のレイテッドXがよかったのですが(冒頭何分かはオルガンのクラスターと教室で3人のパーカッション奏者が机を手で叩いているみたいな演奏)なかったのでこれを貼っておきます。カルロスガーネットのヒッピー臭いソプラノソロが邪魔だ。

Darkthrone- Over fjell og gjennom torner

メタルファンの弟が昔よくかけてた。これ冷房ガンガンの部屋で聴くとほんとに最高なんですよ。このパシャパシャした感覚使って夏向きの曲作ろうかな。

コメント

このブログの人気の投稿

ライブラリアンズ対談(鼎談?) 事前質問

hikaru yamada and the librarians『Blank In Our Spirits』リリース

ライブラリアンズ『Blank In Our Spirits』対談 #2