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2013年のもろもろ まとめ①

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<ライブラリアンズ> 昨夜でライブラリアンズの今年のスケジュール終了しました。6月までほぼお休みしていてそこからCD出したりライブ誘ってもらったりして活動しました。全部で11本ライブしてました。来てくれた方々、CD買ってくれた方々ありがとうございました。一番ライブ来てくれたのはおそらくカホさんでしょう、来年記念品を進呈したいと思います。 <今年よく聴いた音楽> なんとなく、レコメン・ヘンリーカウ周りの音楽に対して再熱した気がします。そんな中吉祥寺dzumiで立ち読みした竹田賢一の本でこのアルバムを知れてよかったです。 John Greaves & Peter Blegvad - Twenty-Two Proverbs ヘンリーカウの詩情脱退組?二人によるアルバム。女性ボーカルが少しだけプログレ香ばしさあるけどとても良い。ドラムはなんとアンドリューシリル(セシルテイラーユニットの人)が叩いています。ロックで叩いてるのはこの盤だけとのこと。殺伐ポップス認定しました。 Maracatu Nunca Antes 今年はいろいろワールド熱が再発した年でもあった。辺境カリプソとか。(英語圏以外のカリブ海音楽ね。)ブラジル北東部にあるマラカトゥという音楽が好きなのですが、その話をドラムの荒井康太さんに話したらこのグループ教えてもらいました。カナダのグループ。ブラジルの本場モノより緻密なアンサンブルでCDをよく聴きました。それでマラカトゥの曲も自分で作ってしまいました。この曲収録した次のアルバムも春までには出したいな~。マラカトゥをサンプリングしてるっていうんでブラジル系のお店でも扱ってもらえないかしら。また壮絶な無視喰らいそうでそれも楽しみ。↓ ついでに書くけど、ライブラリアンズのCD、そうとういろんなところに持ち込んだけど全然ダメですね~。もう書くけどさ、三鷹おんがくのじかん、なんて店は『うちはCD屋じゃないので別のところ当たってください』だってさ。2回も出演してるのにな。女性シンガーソングライターを一生懸命応援してる全国のお店に死を!改めてjetsetの中村さん、モナレコードの行さん、Ftarriの鈴木さんには感謝します。上記の店ではありがたいことに好評で売れ続けているようです。 あとはモンチッチコンピも車に乗るたびにかけ...

HIKARU YAMADA AND THE LIBRARIANS - 『THE ROUGH GUIDE TO SAMPLIN' POP』全曲解説

突如思い立ったのでやってみようと思います。発売からもう少しで3か月、意外と売れてよかった!まだの人はこの解説読んで買ってみてください。 1. Divide, Rule and Love  ライブラリアンズが出来てから2番目に作った曲だと思う。bookという単語がついてる曲からのみサンプリングした。Pere Ubu のThe Book Is On The Tableはすぐ思い浮かんだけど他は検索してみて初めて気づいた曲ばかり。Town and Countryのベーシスト、Josh Abramsにはあこがれる。シカゴのAACMで学び、The Rootsのオリジナルメンバーになって、その後シカゴ音響の中心に行くという経歴ヤバい。間奏はアーチ―シェップと南博のバース交換になってるので聴いてみてほしい。    歌詞については。島田桃子さんに誘われてロロの『父母姉僕弟君』という舞台を観に行ったことをきっかけに書いた。 「詩人はあなたと私という二つの人格に自分を分割して書く・俺は自分と彼、彼女について書くが、その彼と彼女は3分の1しか考えというものを持っていない・劇作家は母、父、姉、私、兄、君について書くが父は有益なことを何一つ言えず、姉は何もおもしろいことを出来ない。私を分割統治してくれ」 劇作家はほんとの天才しかやっちゃいけないと思う。シェイクスピアとか。チェーホフとか。自分を分割してキャラクターを作ってるようじゃダメだ。詳細な人物設定をすればあとは勝手に人物たちが会話を始める、とはチェーホフの言葉。 2.Don't Throw Themselves Away   ライブラリアンズ出来て最初に作った曲。あの頃はほんとに暗かった。せっかくロシアから帰ってきてやったのに誰からも演奏の誘いが無い…とか思ってた頃に書いた。 曲はこの曲を切り刻んで作っています。 http://www.youtube.com/watch?v=cnIMEsCsSpc 声入りのものをサンプリングするのはけっこう難しい。ピッチを変えるとガラッと雰囲気が変わってしまうから。あとはデレクベイリーのサンプルも使ってます。これが水道橋Ftarriに置いてもらってる根拠(もちろん冗談)。 邦題は憑依を解くな。基本的にみんな物事を考えている気になっているだけでほんとはただ操られてるかなぞ...

12月のライブラリアンズと即興演奏

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今月は二つライブがあります。ご予定合う日がありましたらぜひお越しください! 12月13日(金) 入江陽アルバム「水」発売記念ライブPart2〜下北沢編〜  s tart 18:30 @下北沢モナレコード   http://www.mona-records.com/live/2013/12/live_121318.php 【出演】 入江陽 / バラバラばんばん(柴田聡KとO島輝之) / hikaru yamada and the librarians こちらは1stアルバムが各メディアで絶賛中の盟友、入江さんの企画です。現在制作中の2ndアルバムには僕も作曲などで参加する予定ですー 12月23日(月祝)MCビル風企画 "HOMEWORK vol.2"   start18:30 予約¥1,500(+1d) @南池袋ミュージックオルグ  出演:MCビル風 / MCKOMICKLINICK / VOLO / プンクボイ / hikaru yamada and the librarians / DJレコード水越  http://mcbirukaze.blogspot.jp/2013/12/20131223-mc-presents-homework-vol2.html こちらはマイメンMCビル風の企画です。周りはラッパーとパンクス!に囲まれてのライブです。超楽しみ!詳しくはビル風の ブログ へ。出演者紹介文がヤバイです。 ________________________________________ 即興演奏のライブも2つあります。 12/14(土)廃病院パーティーVOL.2 @初台玉井病院  http://haibyouinparty2.wordpress.com/act/ 2階即興ステージ出演者 ・伊藤匠 ・大島輝之 ・康 勝栄 ・山田光+黒澤勇人 廃病院パーティーというフェスの即興演奏ステージに出演します。おそらくyama yukiさんとのトリオになると思います。黒澤さんとは先月Ftarriでやった大蔵雅彦さんとのトリオもかなりよかったです。俺と大蔵さんが上で透明な響きを出してたので黒澤さんの存在感が今までより出て演奏も面白くできました。 ☆<LIVE>...